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6月号その3
交流戦「対楽天」!
3月の発売時にチケットを取った楽天戦は6月20日(水)。
その時には中学入学前なのでわからなかったのですが、和馬にとって初めての中間試験の前日!
なんでこんな時期に中間試験???そうです。二期制になってふつう5月にある中間試験がこの6月に入るのです。「そんなん知らんやん!」
車椅子席というのは、予約時に車椅子の人の名前を登録して、当日窓口でその名前と障害者手帳と顔と三つを完璧に確認してからでないと発券してくれません。たとえ、障害者本人が体調が悪くなっても介助者のみでは入場できず、払い戻しもしてくれません。
ということで、1週間前から「勉強せい!!」と言いまくって、なんとか向かいました。
ゲームはなんと、まーくんと上園のルーキー同士の好試合!まーくんを打ち込んで5−0の完勝でした。
思えばこのまーくん。甲子園で投げたのは10ヶ月前の高校野球決勝戦!なんとその試合に、当然パパは高野連要員として3塁ベンチのハンカチ王子のすぐそばに座って、まーくんが負けるのを見ていたのです。
また甲子園で負けてね!
試合後、慌てて高速へ。なんと甲子園をでて家まで50分で着きました。よく寝て試験の結果は。。。??
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仲良くなった女の子と |
富士章授与式!
6月23日(土)我が団、ボーイスカウト京都24団に富士章スカウトが誕生し、授与式がおこなわれました。また同時に世界ジャンボリーの壮行会もおこなわましれた。
実はパパはかれこれ38年前、小学校二年生のときにカブスカウトに入団(現在はビーバースカウトといって、幼稚園年長から入れる隊があるのですが、その当時はそれが最年少の隊でした)し、ボーイスカウトまで、いろいろな貴重な体験をさせていただきました。その経験が現在の「とまったら死ぬ」とまで言われている、デブにあるまじき行動派人間になっている基礎が培われたともいえます。こどもが入団年齢になった時から、ぜひその経験を我が子にもさせてやりたく、ビーバースカウトに入団し、和馬はそのまま車椅子になってもボーイスカウトを続けており、真綾もビーバーから大好きでこの九月にはカブスカウトに上進する予定です。それを機会にスカウト活動を再開し、リーダーをさせていただき、現在団委員に落ち着いて、キャンプ等では張り切っています!
その当時から、自分には果たせなかったあこがれがふたつありました。一つは富士スカウト。現在でこそ、少々選考規格が甘くなったかな感はありますが、当時は年に数人しか選ばれないスカウトの最高峰!富士スカウトになれば就職などもフリーパスといわれていただけに、いつかはきっと!と思ってスカウト活動をしていました。
もう一つは世界ジャンボリー参加。ジャンボリーというのは世界のボーイスカウトが一堂に集まり、交流をし、キャンプをするもので、これも隊のお兄さんが参加されるのをあこがれの目で見送り、いつかはきっと!と思ったものでした。
その二つが我が団で同時に発生しそれを見送ることが出来ました。本当に嬉しいことです。これからもどんどんスカウト活動を続けて、自分が出来なかったことを後続のスカウトたちにさせてやりたいと思っています。
かごフェスCD発売!
2月にソニックが出演した「放課後元気っこフェスティバル(かごフェス!)」のコンサートを収録したCDがこのほど完成しました。
作曲・監修されたのは中島光一さんといって、キャンプソングでも有名な「大きなうた」(♪おおきな〜うただよ〜あの山の〜むこうから〜♪ってやつ)の作曲者です。
CDにはソニックがパープルサンガの選手やコーチと交流しているシーンも載っています。是非お求めください。
下記にて,ステージの写真も含めて紹介をしています。
憧れのクイッキー入手!
電動車椅子サッカーをしている人は誰でも知っている名機「クイッキーP200」が和馬のものになりました!
先日来の試合を見て、もちろんチームの力不足はあるものの、相手チームとの機械の差も大きく違い、試合を見に来たママの両親が、「買ってあげようか?!いくらするの??」との発言。まさか新車で150万もする軽自動車並みの値段の電動車であることもいえず、「かなり高い!」と言っておいたのですが、それとタイミングよく、ちょっとお願いしていた業者から「クイッキーの中古の出物があるよ!」との連絡。金額は内緒ですが、親と交渉して補助していただき、こちらも清水の舞台!で購入に至りました。
なにせ、病気がわかってから、「スポーツなんて一切縁がない!」と思いこんでいたのに、こんなに毎週その和馬のサッカーで走り回るとは思いませんでした。また進行性の病気のため、何かを始めてもいつかやめなければいけないという事をおそれていたのですが、この電動車椅子サッカーは最重度の障害者も出来るスポーツで、四肢が動かない人でも、顎で操作してプレーしている人もいるくらい。これなら長くつきあえるスポーツだと判断しました!
ということで、まだまだそんないい機械を持つには早いのはわかっているのですが、これも縁のもの!と思い切りました。
今日、練習があり、そこへ業者さんが運んできてくださったのですが、本当にうれしそうに操作する和馬に、「よかったなあ」と思いました。
ただ、僕の乗用車には乗らないので、来年の車検で車を買い換えるまでは、サッカーの練習も試合も公共の交通機関を使うことに。今日も身障者スポーツセンターからバス・地下鉄と乗り継いで帰ってきました!でも和馬はうれしそう!
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